
トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!
トランペットを学びたいみなさん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、トランペットの歴史をご紹介します!
せっかく楽器を楽しむなら、その歴史から知ることで親しみや愛着がわく、ということもあるものです!
トランペットといえば、輝かしい音色とキラキラとしたボディの存在感が強く、現代でもオーケストラから吹奏楽、ポップスまでさまざまなシーンで愛されています。
そんなトランペットの歴史をたどるとなんと、古代エジプトのツタンカーメン時代にまでさかのぼるんです…!
この記事では、トランペットが人類にとってとても重要な役割を果たしてきたというお話を、歴史をたどってご紹介します!
歴史を知れば、トランペットにもっと親しみを持ってもらえるかなと思います♪
目次
【トランペットの歴史】起源|古代文明と始まり
トランペットの起源としては、紀元前2000年頃に木や茎で作られた原始的なものとされています。
当時はまだ1本のストローのような形だったようで、文明が進むごとに形や素材が変化していきます。
【トランペットの歴史】古代エジプトには金属製だった
トランペットの歴史をたどると、たどりつくのは古代エジプトです。
なんと紀元前1500年頃のファラオ・ツタンカーメンの墓から、金属製のトランペットが発掘されているのだとか。
これが現在知られている最古の金属管楽器の1つと言われているようで、世界でもっとも古い楽器と言われています。
【トランペットの歴史】戦闘や狩りに使われていた!?
古代ギリシャ・ローマでは、長い真鍮製(しんちゅうせい)の管楽器が使われていました。
真鍮は「ブラス」とも呼ばれる銅と亜鉛の合金です。
この頃のトランペットは現代のトランペットの原型となっていて、当時は軍隊が戦場で合図をするほか、市民への呼びかけ手段として使われていました。
つまり当時のトランペットは音楽的な使い方よりも、コミュニケーションツールとして生活に実用的な役割があった、ということですね!
【トランペットの歴史】ルネサンス時代に楽器としてレベルアップ!
いままで軍事や儀式、宗教のような目的で利用されてきたトランペット。
15〜17世紀のルネサンス・バロック期になると、一気に楽器としての表現力を発展させ、芸術的価値を世に見出します。
特に「クラリーノ奏法」と呼ばれる高音域の技巧的な演奏ができるようになったのをきっかけに、美しい旋律を奏でるようになります。
有名な作曲家がトランペットを採用し始めた!
たとえばバッハやヨハン・セバスチャン、ヘンデルなどの現代でも名を世界に知らしめる大作曲家が、トランペットを重要な楽器として採用し始めたのもこの時期です。
トランペットが輝かしい旋律をつくりだす代表的な楽曲としては、バッハの「ブランデンブルク協奏曲第2番」や、ヘンデルの「水上の音楽」が有名ですね。
いよいよトランペットが、楽器として芸術的な価値を持つ形へと進化し始めたのです!
【トランペットの歴史】19世紀の革命|ピストンがつく!
19世紀初頭になり、ようやくここで「バルブ(ピストン)」が発明されます!
1814年にドイツで開発されたバルブシステムによって、「半音階(クロマチック)」で演奏ができるようになりました。
これがトランペットの音楽的表現の幅を一気に広げることになり、最大の転換点とも言えますね!
オーケストラでの役割に注目が!
バルブトランペットが普及し、オーケストラ作品でのトランペットの役割が急激に注目されるようになります。
たとえばベートヴェンやワーグナー、ベルリオーズなどのロマン派の作曲家たちが、壮大な交響曲やオペラのなかでトランペットを積極的に活用し始めた時期です。
特にワーグナーは金管セクションをたっぷり取り入れて、壮大な変化を歴史に刻んでいますね!
【トランペットの歴史】20世紀にジャズ革命
20世紀に入り、トランペットはクラシック音楽からジャズ音楽まで発展しました。
アメリカ・ニューオーリンズで生まれたジャズでは、トランペットがメロディをリードするようになったのが特徴的です。
このころにトランペットの即興演奏や歌唱で注目をあび有名となったのは、ルイ・アームストロングですね。
彼の活躍によりトランペットの可能性は一気に広がり、クリフォード・ブラウン、ディジー・ガレスピー、マイルス・デイヴィスなどがスタイルを革命的に生み出しました。
こうしてトランペットはジャズ界において、「自由」な表現ができる象徴の楽器として脚光を浴びるようになります。
【トランペットの歴史】現代の立ち位置は?
現代で「トランペット」というと、どんなイメージを持つでしょうか?
トランペットは、マーチングバンドやオーケストラ、吹奏楽、クラシック、ジャズ、ポップスなどなど…

幅広いジャンルでキラキラとした音色とボディを輝かせる、とても人気な金管楽器ですね。
子供のころには「ラッパ」と呼ばれて親しまれやすい、楽器のなかでもよく知られている代表的なもののひとつかなと思います。
金管楽器の中では一番高い音域を担当するので、曲のなかでも一番の見せ場をつくるときに華やかに主旋律を吹きあげる、という役割をもらうことも多いです。
トランペットはどんな人に向いている?
トランペットははっきりとした音でメインとなる音をパーン!と吹くことが多いです。
なので比較的、目立ちやすいほうの楽器という立ち位置になります。

ソロパートをいただけることもあるので注目を集めやすいですが、言い方を変えると音を外したらすぐにバレる、というプレッシャーにも…。
楽器のボディもゴールドやシルバーで美くしくピカーンと輝くので、目立つのが好きな人や、プレッシャーに打ち勝てる人が向いているかもしれませんね。
【まとめ】トランペットは人類の歴史とつねに隣り合わせ!
トランペットの歴史をみていくと、トランペットはつねに人類の文化や社会の変化とともに形を変えてきたことがわかりますね。
紀元前2000年に木や茎から作られた筒状の原型からスタートし、古代エジプトの儀式、バロック時代の宮廷、19世紀のオーケストラ、20世紀のジャズ…そして現代へ。
もともとは人々の暮らしのなかで実用的に活用されてきた楽器であり、進化を遂げて現代の幅広い音楽シーンでの代表的な管楽器としての地位を確立しているわけです。
トランペットが歴史上でいかに人類に注目され、大切にされ、人々の心を動かし続けてきたのかがわかります。

ぼくはこの歴史を知ることで、トランペットとの時間をさらに大切にしたいという気持ちが芽生えました…!
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