トランペットの練習を楽しく続ける方法|上達を焦らない考え方

2026.08.14

こんにちは!トランペット講師のニイヤマッスルこと、新山泰規です。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

今回は、トランペットを楽しく続け、結果的に上達へつなげるための考え方についてお話しします。

「毎日練習しているのに、なかなか上達を感じられない」「練習しなければと思うほど、楽器を持つことがつらくなる」と悩んでいませんか?

トランペットを上達させるために、リップスラーやロングトーンなどの練習方法を知ることは大切です。

しかし、どれだけよい練習方法でも、続けられなければ自分の技術として身につきません。

まず結論ですが、トランペット上達のためには、自分が楽しく続けられる状態を作ることが大切です。楽しさが練習の継続や発見を増やし、結果的な上達につながります。

この記事では、上達を焦りすぎると練習が苦しくなる理由や、吹ける曲や音域を増やして楽しさにつなげる方法、練習を「努力」から「夢中」へ変える考え方をご紹介します。

上達する人の特徴や具体的な練習方法も知りたい方は、トランペットがうまくなる人の特徴とは?も参考にしてください。

▼今回の内容はこちらの動画でもご視聴いただけます♪

トランペット上達のために大切なのは楽しく続けること

トランペットの上達には、練習を継続する時間が必要です。そのためには、やらされている感覚ではなく、自分から吹きたいと思える楽しさを作ることが大切です。

楽しくなければ練習は続きにくい

趣味でトランペットを続けている方にとって、毎回の練習が苦しいだけでは、長く続けることが難しくなります。

もちろん、本番や目標のために、気分が乗らなくても練習しなければならない日もあるでしょう。ただし、毎回「やらなければならない」という気持ちだけで楽器を持っていると、練習そのものが負担になってしまいます。

ぼく自身も、トランペットを続けてきた前半より、後半の方が圧倒的に楽しく、練習時間も増えました。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

トランペットを吹いていて、前半より後半の方が圧倒的に楽しいんです。楽しいから、練習時間も多くなっています。

続けることで演奏の発見が増える

楽しく練習できれば、自然と楽器に触れる機会が増えます。吹いている時間が増えると、音が出しやすかった瞬間や、少し力が入りすぎていた部分などに気づく機会も増えます。

動画では、1日10分吹く場合と1時間吹く場合を例に、長く楽器に触れるほど多くのヒントを見つけやすいと説明しています。

これは、全員が毎日1時間練習しなければならないという意味ではありません。自分が無理なく楽しく吹ける時間を少しずつ増やすという考え方です。

楽しく吹く時間が増えると、練習を続けやすくなり、自分に合う奏法を発見する機会も増えます。

「上達しなければ」と考えすぎると練習が苦しくなる

上達したい気持ちは大切ですが、結果ばかりを見ていると、できないことが気になり、練習が苦しくなる場合があります。上達だけでなく、今日の練習で楽しめたことや発見できたことにも注目しましょう。

上達だけを目標にしない

「高音を出さなければ」「この曲を完成させなければ」と結果だけを追いかけていると、できなかった日の練習がすべて失敗に感じられてしまいます。

しかし、トランペットの上達には、音を外したり、思ったように吹けなかったりする時間も含まれます。

動画の終盤でも、演奏を一度失敗して吹き直しています。その姿を隠さず、次に改善していくことも楽しみの一つとして話しています。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

ミスしたものはしょうがないです。次にミスしないように改善していくことも楽しいと思います。

昨日より楽しめたことに注目する

練習後には、できなかったことだけでなく、昨日より楽に吹けた音や、もう一度吹いてみたいと思えた曲も振り返ってみましょう。

一つでも楽しいと感じた部分があれば、それは次の練習へつながるきっかけになります。

上達を急ぐより、もう一度楽器を持ちたいと思える練習を積み重ねることが、長期的な上達につながります。

上達への考え方をさらに詳しく知りたい方は、トランペットが上達するマインドセットも参考にしてください。

トランペットを楽しくするきっかけを作ろう

練習を楽しくするためには、自分が「できた」と感じられるきっかけを作ることが大切です。吹ける曲、出せる音、楽に鳴らせる瞬間を少しずつ増やしていきましょう。

吹ける曲を一つ増やす

自分が好きな曲や、短くても最後まで吹ける曲があると、練習の目的が分かりやすくなります。

基礎練習だけでは楽しさを感じにくい場合は、練習した音や指使いを使える曲を一つ選んでみてください。

曲が一つ吹けるようになると、「次はこの曲も吹いてみたい」という新しい目標が生まれやすくなります。

無理のない範囲で音域を広げる

ある程度高い音まで出せるようになると、吹ける曲が増えて練習を楽しみやすくな。

ここでいう高音練習は、高い音だけを無理に出し続けるという意味ではありません。現在より少し上の音を、できるだけ楽に出す方法を探します。

出せる音域が広がれば、演奏できるメロディーや曲の選択肢も増えます。それが、練習を続ける新しい楽しみになる場合があります。

高音そのものを上達の目的にするのではなく、吹ける曲や表現の選択肢を増やすための一つの手段として考えましょう。

楽に吹ける方法を探す

一つの音を出すだけでも苦しい状態では、長く練習を続けることが精神的にも肉体的にも負担になります。

力を使って何度も音を出すのではなく、少しでも楽に鳴らせた瞬間があれば、そのときの息や唇の状態を観察してください。

楽に吹ける感覚が増えれば、疲れにくくなり、曲へ取り組む余裕も作りやすくなります。

楽に吹く感覚を探したい方は、トランペットを楽に吹きたい!感覚をつかむ練習方法もあわせてご覧ください。

楽しい練習を「夢中」へ変える方法

楽しく練習できるようになったら、その中から特に興味を持てるテーマを探してみましょう。時間を忘れて取り組めるものが見つかれば、努力している感覚を超えて、夢中になれる可能性があります。

自分が好きなテーマを見つける

トランペットの楽しみ方は人によって違います。高音を出すことが好きな人もいれば、音色を整えること、好きな曲を演奏すること、指を速く動かすことが楽しい人もいます。

周囲の人と同じ目標を持つ必要はありません。自分がもう少し試してみたいと思えるテーマを見つけてください。

練習中の発見を楽しむ

音が出たかどうかだけでなく、「今日はこの息の流れが吹きやすかった」「マウスピースの位置を少し変えたら音がつながった」といった発見にも注目しましょう。

答えを早く決めるのではなく、試した結果を楽しむことで、練習は研究や実験のようになります。

ミスから改善する過程も楽しむ

夢中になっている人は、失敗しない人ではありません。うまくいかなかったときにも、「次はどうすればよいか」を考え、もう一度試せる人です。

できなかったことを責めるのではなく、次の試し方を見つける材料にすると、失敗も練習の楽しさへ変えやすくなります。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

楽しいの先で夢中になったら、止まらなくなります。まずは、トランペットに夢中になるために何ができるかを探してみてください。

練習時間は楽しさの結果として増やそう

練習時間が長ければ必ず上達するわけではありません。時間を増やすことだけを目標にせず、楽しく吹ける結果として練習時間が伸びる状態を目指しましょう。

長く吹けば発見の機会が増える

楽器に触れている時間が長くなれば、試せることや発見できることも増えます。

ただし、ただ長く音を出し続ければよいわけではありません。音や体の変化を観察しながら、何か一つでもヒントを持ち帰ることを意識しましょう。

時間だけを目標にしない

「今日は1時間吹かなければ」と決めると、達成すること自体が目的になってしまう場合があります。

10分しか吹けない日でも、好きな曲を一度演奏できたり、楽に出せる音を一つ見つけたりできれば、次につながる練習になります。

練習時間の長さよりも、その時間の中で何を楽しみ、何を発見できたかを大切にしましょう。

疲れている日は無理をしない

楽しく続けるためには、その日の体調や唇の状態に合わせることも必要です。

唇に痛みや腫れ、しびれなどの異常がある場合は、練習を中止してください。症状が続く場合は、医療機関などの専門家へ相談しましょう。

具体的な練習時間の考え方については、トランペットは1年でどれくらい上達する?1日20分練習でいい?も参考にしてください。

トランペットを楽しく続けるための実践手順

練習が義務のようになっているときは、上達目標を増やすより、楽しめる部分を一つずつ探してみましょう。

  1. トランペットで楽しいと感じる曲、音、練習を一つ書き出します。
  2. 現在より少しだけ吹きやすくなりたい音やフレーズを選びます。
  3. 無理のない時間で練習し、吹きやすかった瞬間を探します。
  4. 練習後に、できたことや発見したことを一つ記録します。
  5. 次の練習で試したいことを一つ決めます。
  6. また吹きたいと思えるところで、その日の練習を終えます。

すべてを一度に変える必要はありません。好きな曲を一度吹く、楽に出せる音を一つ探すといった小さな内容から始めてください。

楽しいと感じる部分が増えれば、練習は少しずつ続けやすくなります。その積み重ねの中で、自分に合う練習方法や新しい技術も見つけやすくなります。

上達を焦らずトランペットを楽しもう

トランペットを上達させるために、特別な練習方法を探し続けることも大切です。しかし、どの方法を選んでも、練習を続けなければ自分の技術にはなりません。

吹ける曲や音域を少しずつ増やし、楽に吹ける方法を探しながら、自分がまた吹きたいと思える練習を作ってみてください。

上達だけを追いかけるのではなく、楽しく続けることを大切にすると、練習や発見が積み重なり、結果的な上達につながります。

努力している感覚が苦しくなったときは、自分がトランペットの何を楽しいと感じているのかを思い出してみましょう。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

頑張ってくださいではなく、一緒に頑張りましょう。ぼくも楽しく頑張っている一人です。

今回の内容は、「トランペットが確実に上達する方法を教えます!」の動画でもお話ししています。新山先生自身がトランペットを楽しめるようになった経験も、ぜひ動画でご覧ください。

基礎から練習内容を見直したい方は、トランペット初心者向け基礎練習のやり方も参考にしてください。

✔️ニイヤマッスルとレッスンしませんか?

練習が苦しくなっている方や、何を目標にすれば楽しく続けられるか分からない方は、現在の演奏や好きな曲に合う練習方法を一緒に探してみましょう。

新山トランペットレッスンでは、対面・オンラインの個人レッスンに対応しています。詳しい内容は、トランペット教室|対面・オンライン個人レッスンのご案内をご覧ください。

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