トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!
トランペットを学びたいみなさん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、トランペットでビブラートを上手にかける方法を詳しくご紹介します!
音をまっすぐ伸ばすときと比べて、抑揚がつくというのがビブラートですね。
音の変化球というイメージなので、基本としてはまっすぐな音がきれいに出せるようになってから、ビブラートの練習をしていきます。
▼この記事はこんな人におすすめ!
・まっすぐな音は楽に出すことができる人
・きれいなビブラートをかけていきたい人
・理想のビブラートのかけ方を知りたい人
すでにまっすぐな音を余裕を持ってきれいに出せている人なら、あとはイメージを頭に思い浮かべながら音を出していくだけです。
この記事では、ビブラートのやり方やコツを徹底的にご紹介します!
目次
トランペットのビブラートのやり方を解説!手段は3つ
トランペットのビブラートのやり方には、基本的に下記の3つの手段があります。
①唇を動かす
②楽器をゆらす
③息を使ってやる
「どれが良いか」という話ではなく、どれもテクニックなので、自分が理想としている音を目指して使い分けてあげるのが良いです。
ビブラートは結局「どう聞こえるか」が全てです!
「どれが好きかどうか」で吹き分けられたら良いと思います。
トランペットのビブラートのやり方!どれから練習すべき?
トランペットのビブラートは3パターンあるとお伝えしましたが、順番としてはどれから練習すれば良いのでしょうか?
おすすめとしては、「①唇をうごかす」方法から練習することです。
やり方もご紹介しておきます♪
トランペット|唇をうごかすビブラートのやり方
唇を動かすビブラートのやり方は、息を出す角度を上下に動かしていくようなイメージです。
なので、唇自体をたくさん動かす必要はないです。
まずは大前提として、まっすぐ音を楽にのばすことから始めてみてください。
たとえばソの音でやってみましょう。
まっすぐとソの音を出したら、ウニョウニョと角度をちょっとずつ変えてみてください。
トランペット|ビブラートの基本練習ステップ
かけたいビブラートの音にもよりますが、基本的な練習ステップは下記のとおり!
①出しやすい音をまっすぐ伸ばして出す
②ゆっくり息を上下させる
③メトロノームを60〜80にセットする
④リズムにあわせて上下の練習をする
メトロノームは必須ではないですが、目安として使うのであれば4分音符、8分音符、3連符、16分音符の順に練習していけば良いです。
あせらず、まずは息を上下に動かしてビブラートを出す唇に慣れてみてください!
慣れ始めたら、メトロノームを使ってビブラートをコントロールする練習をしていくイメージです。
大前提!ビブラートはストレートな音を整えてから始めよう
ビブラートをするときには、楽にストレートな音を伸ばせたうえで、ウニョウニョさせていくイメージです。
まっすぐストレートな音を楽にできないと余裕がなくなってしまうので、やっぱり「楽に音を出せる」状態がとても大切。
そのうえで、オンオフを切り替えるようにビブラートをテクニックとして使っていくようなイメージです。
もしまだまっすぐな音が安定していないなら、まずは基盤を安定させることから始めてみてくださいね!
トランペットのビブラートはセンスも重要…!
やり方は変えられるけど、「どこまで一定で深く、速く、遅くできるか」という部分については…
正直、センスです。
ではどうやってセンスを伸ばすかというと、まずはいろんな音楽や、自分の演奏したいタイプの音楽を聴いてみてください。
どういうビブラートをつけたらかっこいいかを知って、それをマネすることが大切です!
頭で音をイメージしないと、どんなビブラートをかけたいのか定まりません。
ビブラートはしっかりできればきれいですが、ごまかしのように使うのはNG!
ビブラートはあくまで、まっすぐな音のサポートです。
音を切り替えられるようになることを目指してみてください!
自分の吹きたいジャンルにあわせてビブラートを練習しよう!
ビブラートは、楽曲のジャンルによって多用される音色が異なります。
つまり、自分の吹きたいジャンルに合わせて、練習してあげるのがベストです。
たとえば、ぼく自身はクラシックの人なので、唇をワウワウワウと動かすイメージのビブラートを使うことがほとんど。
そこに息を上下させて、ビブラートをかけるイメージですね。
まずは自分のジャンルで使われているビブラートと、その音色を研究して、音をマネするにはどうすれば良いかを考えてみてくださいね!
音の高さによって美しいビブラートの幅や速さは違う!
音の高さによって、美しいビブラートの幅や速さは違うので、研究し調節してあげると良いです。
たとえば高い音で広くビブラートをつけるとビームが出そうな音になっちゃうし、ゆっくりすると蚊が飛んでるのかなみたいな音になっちゃうんですよね。
音域に合わせたビブラートの幅と速さがあるので、ぜひ自分が吹きたいビブラートの見本を見つけて、マネすることから始めてみてください。
【まとめ】トランペットのビブラート練習は手本を見つけて始めよう!
トランペットのビブラート練習をするときには、まず自分が出したい音のお手本となる演奏を見つけることから始めてみましょう。
とはいえもっとも大切なのは、まっすぐな音をきれいに余裕を持って出せるということです。
人によってはビブラートの練習をしすぎてまっすぐな音の出し方を忘れてしまう、ということがあるのですが、これだと本末転倒。
「ベースはまっすぐな音、ついでにビブラート。」という感覚を忘れずに練習してみてくださいね。
ぼくのYouTube動画ではビブラートを実演しているので、音を確認したいというときには合わせて確認してみてください。
YouTube:新山トランペットLabo_ratory
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