
トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!
トランペットを学びたいみなさん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、ヤマハから2023年5月25日に発売された「サイレントブラス(Silent Brass)」を使った感想を、詳しくご紹介します!
大きな音が鳴るトランペットって、練習できる場所も限られてしまいますよね。
でも、ミュートにして練習するのは、なんだか味気なくて飽きてしまいがち…。
そんなときに、「ミュート」をしつつ「生音」を聴きながら練習できる「ヤマハ サイレントブラスSBJシリーズ」が大活躍してくれます!
▼ヤマハサイレントブラスはこんな人におすすめ!
・自宅で静かにトランペットを練習したい人
・トランペットの演奏音を気軽に録音したい人
・オンラインレッスンでトランペットを演奏したい人
・リバーブを効かせてトランペットの音で遊びたい人
・ミュート特有の抵抗感が少ないアイテムを探している人
「ヤマハ サイレントブラスSBJシリーズ」は、トランペッターなら1人1セット持っておくと安心なアイテムです!
大きな音を出して練習できない自宅や、他の楽器と同じ環境で音を出して練習したい音楽室などでも、ヤマハの「サイレントブラス」があれば自分の音に集中することができます♪
この記事では、2023年5月に発売された新モデル「ヤマハ サイレントブラスSBJシリーズ」の特徴や使用感レビューを、正直にお伝えしていきます!
▼ぼくの動画では、音も確認していただけます!
目次
ヤマハ「サイレントブラスSBJシリーズ」とは?使い方も紹介
ヤマハの「サイレントブラSBJシリーズ」とは、「ピックアップミュート」を「パーソナルスタジオ」に繋げることで、ミュート状態のまま生音を聞いて練習できるアイテムです。

外にもれる音は話し声よりも小さくなるのに、イヤホンからは消音をしていないときの生音と限りなく近い音が聞こえてきます!
使い方はとっても簡単。
トランペットのベル部分に「サイレントミュート」を入れ込み、「パーソナルスタジオ」にケーブルとイヤホンをそれぞれ繋ぐだけです!
全部セットになっているので、開封してすぐに使い始められます。
▼装着する様子は下記の動画で確認していただけます!
ヤマハ「サイレントブラスSBJシリーズ」は超軽量で超消音!
サイレントブラスSBJシリーズの新モデルは、従来モデルと比べて圧倒的に軽量化されました。
トランペット用のサイレントブラスはたった70gなので、付けても違和感がほとんどありません。

さらに消音力も高いため、自宅でも思いっきり吹いて練習できるのが嬉しい!
サイレントミュートをベルに入れ込んだときのフィット感も高く、トランペットを傷つけることなく簡単に着脱できるため、安心感があります。
ヤマハ「サイレントブラス」の特徴とは?
ヤマハの「サイレントブラス」の特徴をまとめてご紹介すると、下記のとおりです!
①消音なのに生音が聴ける
②USB録音ができる
③リバーブ調整ができる
④トランペットとマイク両方の音量調節ができる
いずれもトランペットの演奏者が必要なポイントをおさえてくれています…!
詳しくご紹介していきますね。
ヤマハ サイレントブラスの特徴①:消音なのに生音が聴ける
ヤマハ「サイレントブラス」の一番の特徴は、消音状態で生音演奏が楽しめることですね。
通常ミュートをすると音が小さくなるぶん、ミュートなしの状態と同じ音を聴くことができません。
ミュートで練習するのは良いですが、しっかり音が聴こえないと不要な力が入ってしまったり、飽きてしまったりすると思います。
でもサイレントブラスを使えば、ミュート時同様に音を小さくできるので周りに迷惑をかけない一方で、自分はトランペットの音をしっかり聴きながら練習できます。
イヤホンから自分の音を聴きながら演奏できるので、音楽室で思いっきり吹いて練習するときと同じ環境がどこでも手に入るのが嬉しいです。
ヤマハ サイレントブラスの特徴②:録音ができる(新モデル)
ヤマハ「サイレントブラス」を利用すると、パーソナルスタジオを通して吹いた音を簡単に録音することができます。
通常トランペットの音を録音するとなると、「オーディオインターフェイス」などの特別な機材を利用しないと難しいです。
しかしヤマハのサイレントブラスでは、マイクロUSBを差し込むことで、PCやスマホに接続できるようになりました。

今までのモデルでは録音機能がついていなかったので、2023年5月の新モデルでかなりパワーアップした感じですね。
もちろん、従来モデルから備わっていた、
①ベルの先から取り込んだ音をイヤホンで聴く
②カラオケ音源を流しながら吹く
という機能も、そのまま備わっています。
これらの音をUSBケーブルを使ってパソコンに送ることで、簡単に録音・音源の利用ができるようになりました。
直接スマホにトランペットの音が録音ができるので、作曲家さんなども活用しやすいかもしれませんね。
ちなみにプロのトランペッター目線でお伝えすると、録音したものを後から自分で聴いてみるのもおすすめ。
周りにどう聴こえているのかが第三者目線でわかるので、良い音が出せているか確認しやすいですよ。
ヤマハ サイレントブラスの特徴③:リバーブ調整が幅広く可能(新モデル )
音に反響音や反射音を加えて、空間的な広がり感を出す「リバーブ(残響効果)」というエフェクトの調整ができるのが、面白い!

リバーブの調節具合も、従来モデルと比べてパワーアップしました。
リバーブのレベルを調節すると、単調な音から伸びやかな音まで楽しむことができるので、曲のイメージや表現したい雰囲気にあわせて遊ぶことができます。
「リバーブ」とは、カラオケのエコーのようなイメージです。
大ホールで演奏しているときのような伸びやかできれいな音に調節することもできるので、本番のイメージトレーニングにも良いかもしれません。
音で遊びながら練習すると、もっと楽しくなると思いますよ!
ヤマハ サイレントブラスの特徴④:トランペットとマイク両方の音量調節ができる(新モデル)
トランペットにつけているミュートの音と、自分の声を拾うマイクの音が、それぞれ調節できるのも魅力です。
今回の新モデルでは、マイク機能の音量を調節できるようになりました。
サイレントブラスを購入するとついてくるイヤホンには、マイク機能が搭載されています。
さらに、ベルから聴こえるミュートのボリュームも調節可能なので、必要に応じてトランペットの音と自分の声の音量を切り替えて利用できます。

トランペットのオンラインレッスンを提供しているぼくにとって、かなり便利な機能です!
トランペットの演奏動画を撮る人はもちろん、オンラインレッスンをする人なら多く活用できるのではないでしょうか。
ヤマハ「サイレントブラス」の吹き心地を正直レビュー
ヤマハの「サイレントブラス」のすごいところは、ミュートを付けていることを忘れるほどの吹き心地を実現させていること…!
話し声よりも小さな音になるのに息抜けの良さもバツグンで、音もしっかり安定するため、生徒さんたちからも一番人気があります。

音がデジタル処理されて聴こえてくるため、ミュート時独特のこもった音にならないのも◎。
ミュートだから周りの環境を気にせずに音出し練習ができるのに、自分の耳に心地よい響きが聴こえてくるので実用的です。というか、練習していてシンプルに楽しいです。
リバーブを調節して音を楽しんだり、自分の音を録音して復習に利用したりと、人それぞれ自分に必要な使い方で楽しんでみてはいかがでしょうか。
【まとめ】ヤマハ「サイレントブラスSBJシリーズ」はトランペット練習に◎
今回ご紹介した「サイレントブラスSBJシリーズ」はもともと、ヤマハさんから紹介案件として先行使用させていただいたアイテムでした。
でも、トランペッターとして日頃から使用させていただくうちに、ますます「これ、めっちゃ便利!」と感じることが多くなったので、改めて紹介させていただきました。
これは紹介案件ではなくぼく個人が、プロのトランペッターとして実用させていただいている、優れたアイテムです。

トランペッターなら、大きな音を出して気持ちよく練習したいものではないですか!?
でも「練習場所が限られていて上達できない…」と悩んでいるならぜひ1つ、「サイレントブラスSBJシリーズ」を手にとっていただけると、世界が変わると思います。
ヤマハの「サイレントブラスSBJシリーズ」は、サイレントミュートの中でも抵抗感がなく、ミュートを忘れる吹き心地なので、かなりおすすめです。
3万円未満で購入できるので、トランペットをもっといろんな場所で楽しみたい人ほど、手にとってみてはいかがでしょうか。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
Amazon のアソシエイトとして、
[新山トランペットLabo_ratory]は適格販売により収入を得ています。