【トランペット】速いフレーズの練習方法とは?速いパッセージのコツを解説

2023.10.15

トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!

トランペットを学びたいみなさん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

今回は、トランペットで速いフレーズを吹くための練習方法を詳しくご紹介します!

結論ですが、速いフレーズを吹きたいなら、指と唇のタイミングをあわせる練習をするのが大切です!

タイミングをあわせるためには、指を速く動かすフィンガリングの練習と、唇を使ってしっかり吹く練習それぞれする必要があります。

指と唇の練習をそれぞれしっかりしたうえで、タイミングを合わせられるように練習するのが、速いフレーズを吹くコツです。

▼この記事の結論!
・トランペットの速いフレーズは指と唇どっちの練習も大切!
・まずはゆっくり吹く練習を徹底的にやってみよう!
・フレーズごとにわけて吹けるようになるのが大切!

この記事では、トランペットの速いフレーズを吹きたいときの練習方法やコツを、詳しくご紹介します!

今回のお話は、ぼくのYouTube動画でも実演を交えてお話しています!
トランペット講師であるぼくがどのように速いフレーズを吹いているかを、下記の動画からご覧いただけます♪
【YouTube】トランペット|速いフレーズの演奏テクニック

焦らずじっくりと、上達させていきましょう!

【トランペット】速いフレーズの練習方法を紹介!

速いフレーズをどう練習すべきか、ステップでご紹介していきますね!

①丁寧にゆっくり吹く
②唇の変わる加減を覚える
③パーツに分けて練習する

上記の流れで練習すれば、速いパッセージが吹けるようになるはずです。

ステップごとに詳しく解説していくので、一つひとつ実践しつつ、一緒に進んでみてください。

速いフレーズの練習ステップ①:丁寧にゆっくり吹く

まずはゆっくり練習して、だんだん速く練習していくようにしてみてください。

ゆっくり吹いてみる、というのは基本中の基本なので、誰でも同じようにアドバイスすると思います。

ニイヤマッスル
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でも、ゆっくり吹けるようになるのは、基礎として本当に大切なことです!

指と唇のタイミングがあっているか音は正しく出せているかを確認しながら、少しずつスピードアップを心がけてみてください。

速いフレーズの練習ステップ②:唇の変わる加減を覚える

速いフレーズを吹くためには、指だけ速く動かせば良いわけではありません。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

トランペットで出したい音を吹くためには、唇のかたちがとても大切です。

速いフレーズを吹くときにも例外ではなく、まずは唇のかたちがしっかりできているかを確認します。

たとえば、「ローB」の唇の状態と、「チューニングB」の唇の状態は違うはずなのですが、わかりますか?

唇のかたちを確認したら、そのときの感覚を覚えてください!

覚えた感覚を大切にしつつ、速いフレーズに適応していきます。

速いフレーズの練習ステップ③:パーツに分けて練習する

うまくできるフレーズと、吹きにくいフレーズがあると感じませんか?

一気に流して練習するのも良いですが、パーツごとに分けて苦手な部分だけをピックアップし、重点的に練習するのも大切。

たとえば「ドレミファソラシド」を速く練習するのであれば、「ドレミファ」「ドシラソファ」の音域をそれぞれ練習して、異なる感覚を掴んでみるのも◎。

「ドレミファソラシド」を吹くときに難しいと感じるのは、レ〜ミを移動するとき、つまり薬指を使うときだと思います。
それなら、「ドレミレド」を何度も繰り返し練習してみてください。

指と唇どちらの動きも、苦手な部分に注目して練習してみてくださいね。

【トランペット】速いフレーズを吹くコツを紹介!

続いて、速いフレーズを吹くときに意識してみてほしいコツを、詳しくご紹介します。

コツ①:ピストンから指は離さない!

ピストンに指はくっつけておいて、すぐに押せる状態にしておくことが大切です。

ニイヤマッスル
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のりで指がピストンにくっついているような状態にしてしまいましょう。

ピストンから指を離してしまうと、ピストンに触れるまでに指が動く時間が無駄なんですよね。

ピストンは勢いよく押す意味がないので、必要以上に指をピストンから離しておく必要はありません

指は常にピストンにくっつけたまま、素早く動く状態で用意しておいてあげましょう!

 

なお「指がはやく動かせない!」という人は、フィンガリングの練習が必要です。

今後記事もご用意する予定ですが、おいそぎのかたは下記のYouTube動画で実演をご確認いただけます。

【YouTube】トランペットの速いフィンガリング方法を徹底解説!

コツ②:速くできる部分にあわせない!

速く吹ける部分を基準にしようとしない、というのも大切です。

前提として、みなさんが突っかかるタイミングって、いつも同じだと思うんですね。

たとえば「ドレミレド」と「ドシラシド」だと、「ドシラシド」の方が指がいうことを聞いてくれるので、速く練習しやすいと思います。

だからこそ速く動く部分って、速く動かしすぎてしまう傾向があるはずです。

動かしにくいところと、速く動かしすぎてしまうところをすべて同じ速さにあわせてふけるようにするのが大切です。

コツ③:トランペットを楽に鳴らせるようになるのが最優先!

速いフレーズになると、タンギングも変わってくるはずです。

速く吹くとなるとシングルではなくダブルタンギングにする必要があるのですが、指の動きもダブルタンギングのタイミングにあわせて速くなります。

シングルタンギングダブルタンギングスラーいずれの練習をする場合にも結局、指と唇のタイミングをあわせることが大切です。

とはいえ、速く吹くことやテクニックにばかり気が取られてしまい、そもそもちゃんと音が鳴らせていないなら本末転倒。

まずは楽に音が鳴らせる状態になってから、スピードやダブルタンギングなど、テクニックを意識してみてください。

【トランペット】フレーズを速く吹くときの指はどうする?

みなさんはトランペットのピストンを押す時、指のどこを使っていますか?

指の先でピストンを押しているでしょうか?あるいは、第二関節あたりで押しているでしょうか?

ニイヤマッスル
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ちなみにぼくは、第二関節あたりで押しています。

なぜなら、指先で押すよりも第二関節で押した方がピストンまでの距離が近く、力も入るような気がするからです。

一般的にピストンは指先で押すように習う人が多いようですが、正解はありません。

ぜひご自身にとって、速くピストンが押せる位置を探してみてください。

【まとめ】トランペットの速いフレーズは下準備が大切

トランペットの速いフレーズを吹くためにはまず、「ゆっくりなら音が楽に出て演奏できる」という状態であることが大切です。

「この曲が吹けるようになりたい!」という気持ちがあると、焦って速いパッセージを練習したくなるかもしれません。

でもまずは、「余裕でトランペットを鳴らす」というステップをしっかりとクリアしてから、速いフレーズに進むことが大切です!

もし「まだトランペットの音を出すのがうまくいかない」と感じているなら、下記のような記事も参考にしていただけると思います。

【初心者必見】トランペットの吹き方を解説!唇の作り方・息の出し方

 

✔️ニイヤマッスルが速いフレーズの指導をします!

ぼくニイヤマッスルは、群馬県の「新山トランペットレッスン」にて、トランペットのマンツーマンレッスンをおこなうプロ講師です!

「速いフレーズがうまく吹けない」
「ハイトーンの音がきれいに鳴らせない」
「速いパッセージでもっと良い音を鳴らしたい」

ニイヤマッスル
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このような生徒さんからのご相談も、多くいただいております!

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