トランペットが難しいと言われる理由とは?魅力や始め方も詳しく解説

2023.10.15

トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!

トランペットを学びたいみなさん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

今回は、トランペットが難しいと言われる理由と、それでも始めたい人が今なにをすべきかをご紹介します!

トランペットは難しいと言われることが多く、トランペット奏者であるぼく自身も「トランペットは難しい楽器である」と思います。

なぜなら、そもそも音を出すのが難しい楽器だから。

  

ピアノは鍵盤を押せば出したい音が出せますが、トランペットは出したい音を出すための「技術」をまず身につけなくては演奏に至りません。

具体的には、トランペットで音を出すためには、正しい唇の使い方や息の出し方をマスターしておかなく必要があります。

▼この記事はこんな人におすすめ!
・トランペットの難しいポイントが知りたい人
・トランペットを始めてみたい人
・独学でトランペットが吹けるか知りたい人

トランペットはそもそも、音が出せなくて挫折してしまう人がいても不思議ではありません。

でも、正しく練習をすればちゃんと吹けるようになるのがトランペットの魅力であり、面白いところです。

 

今回は、トランペットの先生であるぼくが、トランペットの難しいポイントから始め方まで、詳しくご紹介します。

 

トランペットが難しいと言われる理由とは?

トランペットが難しい楽器であると言われる理由としては、主に下記があげられます。

①簡単に音を出せない
②音をコントロールしにくい
③高い音が出せない

つまり、1曲を演奏できるようになるまでのハードルが非常に高いということです。

ニイヤマッスル
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「簡単な曲を選べば良い」とか、そういう問題以前のお話なんですよね。

トランペットのどこが難しいのか、詳しく解説していきます。

 

トランペットが難しい理由①:簡単に音を出せない

トランペットは、唇(くちびる)を正しく作りふるわせられないと、音を出すことができません。

ピアノは鍵盤をおせば音がでますが、トランペットはイタズラに息を吹き込んでも音がでないのです。

ニイヤマッスル
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初心者さんがいきなりトランペットに息を吹き込んでも、最初からしっかり音が出せることはほとんどありません。

慣れた人でもなぜか音が思うようにでなくなり「あれ、今日は調子が悪いぞ?」なんてことすら起こるくらいです。

トランペットで音を出すためには、上下の唇を細かく振動させなくてはいけません。

なお、「金管楽器」であるチューバやトロンボーンも同様に、音を出すのが難しい楽器と言われています。

中でもトランペットは吹き口(マウスピースの入口)が小さいぶん振動させられる面積が狭いため、細かい振動が必要なぶん、特に難しいと感じるはずです。

  

トランペットが難しい理由②:音をコントロールしにくい

やっと音が出るようになっても、コントロールをするのが難しいため、出したい音が出ずに悩んでしまうことが多いです。

トランペットには音を調節するためのボタン(ピストン)が3つしかありません。

では3つしか音が出ないのかというとそうではなく、唇の振動息の強さなどの総合的なテクニック音を変化させています

ぼくのYouTube動画ではよく実演をしているのですが、トランペット奏者は唇だけで演奏できることをご存じでしょうか?

つまり、トランペットはあくまでメガホンのような役割であり、トランペット奏者は唇だけで曲を吹けてしまうのです。

厳密にいえば、唇だけのときトランペットをつけたときの唇の振動具合などは多少異なりますが、唇の準備ができていないと曲は吹けません

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

トランペットで出したい音を的確に出すためには、慣れが必要です。

唇のかたちや息をどのように吹き込めばその音が出るのかを、練習しながら覚えていく感覚ですね。

トランペット奏者が音を外すというのはよくある話なのですが、唇や息の調節具合が少しでもズレてしまうと、すぐに音がズレてしまうことが理由です。

 

トランペットが難しい理由③:高い音が出せない

トランペットで音がコントロールできるようになっても、高い音を出すのはまた難易度が高いです。

高音を出すためにも、唇のセッティングの仕方や息の吹き方を調節する必要があります。

でも、トランペットの高音は特に難しく、長年練習をしていても苦手という人は珍しくありません。

連続して高音を出し続けなくてはいけないときには特に、吹くのがつらいと感じることが多いはずです。

顔を真っ赤にしながら吹いている人も、よく見かけます。

 

高音を出すためには、コツをおさえながら地道に練習する必要があります。

このブログでは、下記の記事で高音を出すコツを詳しく紹介しています。

【参考記事】トランペットで高音域を出す方法とは?ハイトーンの練習方法・コツを解説

トランペットは難しい!正しい始め方とは?

楽器の中でもトランペットは比較的難しい方だと言えると思いますが、難しいからこそやりがいがあります

トランペットを始めるときには、まず正しくトランペットを構えられているかを確認します。

初心者さんは特に、なんとか音を出そうとして独自の持ち方や口のセッティングをしてしまい、上達を妨げるクセをつけてしまう人がいるので注意です。

  

しっかりと構えられたら、リップスラーで3つの音を練習していきます。

リップスラーとは、唇だけで音域を広げるテクニックのことです。

トランペットの正しい始め方は、下記の記事で詳しく解説しています。

参考記事:【完全版】トランペット初心者向け!始め方・練習方法を徹底解説!

トランペットの独学は可能?

トランペットの独学は可能かもしれないですが、おすすめはできません

最近ではネット上にも、トランペットの練習方法やテクニックが多く紹介されています。

たとえばぼくも、YouTubeや当ブログでトランペット情報をお伝えしています。

>>ニイヤマッスルのYouTubeチャンネルはこちら

ネット上にある情報を参考にすれば、確かにトランペットを独学することは可能かもしれません。

 

しかし、トランペットは音を出す最初のステップが難しいからこそ、独自のやり方で無理に音を出して練習してしまう人が多いです。

しかし、独自のやり方でクセをつけてしまうと、あとで難しい曲が吹けないほか、高い音が出ないなどの弊害が生まれる傾向があります

ニイヤマッスル
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トランペットを始めるなら、最初が肝心です。

学校の先生や近所のトランペット教室、もしくはニイヤマッスルとのレッスンもぜひご活用ください!

 

【まとめ】トランペットは難しい!こそ面白い!?

トランペットは難しいので、今日始めたら明日には吹けるというものではありません。

でも、練習をコツコツ続けていけば、必ず吹けるようになるものです。

ニイヤマッスル
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トランペットは誰にでも音を出して演奏できる楽器ではないからこそ、吹けるとかっこいいと思いませんか?

独学で始めることもできなくはないですが、おそらく音がうまく出せずに挫折したくなると思います。

可能であれば最初だけでも、お近くのトランペット教室で先生にみてもらい、正しい吹き方ができているかを確認してもらうのがおすすめです。

✔️ニイヤマッスルが直接レッスンします!

ぼくニイヤマッスルは、群馬県の「新山トランペットレッスン」にて、トランペットのマンツーマンレッスンをおこなっています。

トランペットを始めたばかりの初心者さんにも、初歩からしっかり教えさせていただいております♪

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群馬県内だけでなく、遠方からわざわざ来てくださる方もいらっしゃいます!
本当にありがとうございます!

トランペットを楽しみながらしっかり上達させたい!というかたは、オンラインからお気軽にご予約ください♪

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また、多くのご要望をいただき、Skypeにてオンラインレッスンも開始いたしました。

1対1でしっかり指導をさせていただきますので、群馬県と遠い場所にお住まいのかたもお気軽にご予約ください♪

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今回の内容は、下記の動画でもぼくが詳しくお話をしています!

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