トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!
トランペットを学びたいみなさん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。
今回は、トランペットが上手くなりたい初心者さんに向けて、効率的な上達法・練習方法をご紹介します!
トランペットの初心者さんは、「上手くなりたいけど、何をすれば良いのかわからない」という状況になりやすいです。
そこで今回は具体的に、どう練習をすれば上達するのかをご紹介します!
▼この記事の結論!
・まずは正しい唇を作って音を出す
・曲を吹いてできない部分を見つける
・ポイントをおさえて練習量を増やすのが大切
・基礎練習の目的は曲を吹くことなのを忘れない
上達をするための効率的な方法はシンプルですが、まずは吹く練習を増やすことです。
曲を練習の吹けないフレーズなどできない部分を練習します。
吹けないフレーズには必ず原因があります。現状を知って吹けない原因を見つけてそこに必要な基礎をかためる練習も大切です。そもそも高い音が出ない人は「音域を広げる練習」も大切です、リップスラーや唇を効率的に楽に振動できるポイントなど探していくことが大切です。
この記事では、効率よく練習するための正しい手順を解説していきます!
「これからトランペットを始めたい」という人は下記の記事でより詳しく、やるべきことをステップごとにまとめているのであわせてどうぞ!
目次
【トランペット初心者向け】上手くなりたい人におすすめの練習方法を紹介
トランペットの初心者さんが、上手くなるためにする練習方法といえば、王道は下記の流れではないでしょうか。
▼一般的な練習方法
①音出しで唇のウォーミングアップをする
②練習をする
③曲を吹く
でも上記の順番に進めて曲を吹く前にバテちゃう人が多いです。
特に初心者さんはただ吹くだけでも大変だと思います…!
そこでぼくとしては、唇のウォーミングアップができたら、まずは、すぐに曲の練習をしてしまっても良いと思っています。
▼ニイヤマッスルの練習方法
①音出しで唇のアップをする
②曲を吹く
③必要な練習をする
基礎練習はとても大切ですが、基礎練習で終わってしまっている人もいるのでは?
もちろん基礎練習は大切ですが、基礎練習をする理由は曲を吹けるようになるためですよね。
そこでぼくのおすすめは、まず曲を吹いてみて、必要な練習を見つけていくという流れで練習することです。
今回は、
①唇のアップをする
②必要な練習をする
という2点について、詳しくご紹介していきます!
【トランペット上達法①】唇のウォーミングアップをする
まずは、唇でウォーミングアップをする方法からご紹介していきます!
トランペットを上達させるうえで、まず基本中の基本となるのが唇の使いかたです。
主な練習の流れとしては、下記の2ステップですね。
①マウスピースに息を入れる
②トランペットにつけて音を出す
それぞれのポイントをお伝えしますね!
唇の練習方法①:マウスピースに息を入れる
ある程度は唇を作りますが、とにかくなんでも良いので、自然に音を鳴らしてみます。
音がなったら、そのまままっすぐに音を出してみてください。
可能な限り唇の力を抜くことが大切です!
唇の出口を狭めにして、できるだけ高めの音が出るようにチャレンジしてみてください。
ぼくはいつも最低「チューニングB♭」から出しましょう!とお伝えしています。
唇の練習方法②:トランペットにつけて音を出す
トランペットにマウスピースをつけたら、まずはチューニングB♭を目指して音を出してみることをおすすめします!
「ドレミファソラシド」で順調に音を出そうとするのも良いですが、すべての人に良い方法ではありません。
この練習をすることで上手く音がでなくなる人もいるので、どんな練習があっているかは人それぞれ先生にみてもらうのが、本当はおすすめです。
【関連記事】トランペット|初心者も自宅でできる!マウスピースだけで練習する方法
✔️上手くなりたいならリップスラーの練習がおすすめ!
音を出すときには必ずゆっくり、スラーぎみで音を出す練習をしてみてください。
初めはタンギングをする必要はありません。
音を上下に変えるときに、自分の唇がどのように動いているのか、どう息を変えているかな、という点にぜひ注目してみてください。
大切なのは、チューニングB♭を中心に、だんだん音域を広げていくことです。
チューニングB♭を中心にくちびるをほぐしていくと、周辺の音がでやすくなります。
できるようになったら、少しスラーぎみにド〜ソ、できればミまで音を出してみてください。
つまりリップスラーの練習が良いのですが、リップスラーをすることが目的なのではなく、音が気持ちよく出るようになることが目的であることをお忘れなく!
【関連記事】トランペット|リップスラーとは?正しい練習の方法を基礎から解説!
【トランペット上達法②】練習量(練習時間)を増やそう!
曲が吹けるようになるためには「吹く時間を長くする」だけでも有効!
長く吹くことでどうなっていくかというと…
①スタミナがつく
②効率良い吹き方がわかる
③慣れる
このような流れで、吹ける曲やテクニックの幅が広がっていきます。
✔️①スタミナがつく
吹く時間を長くするということは、唇が振動して動くようになるということ。
練習をしていくうちに、唇が気づかないうちに成長していくものです。
トランペットは唇を消耗して吹く楽器だからこそ、少しでも長い時間を吹いていると、唇のスタミナがつきます。
さらに、長く練習することで唇が疲れていくため、「少しでも効率よく、良い吹き方ができないかな?」と、唇が効率の良い吹き方を学んでいくはずです。
たとえば、バッグを持って数十分間歩き続けていると、疲れて持ち方が変わっていきますよね。
唇も同じことで、練習をしていくうちに効率の良い方法を学習していくはずです。
✔️②効率良い吹き方がわかる
特に大人のかたは、効率よく・効果的に練習したいと思うものですよね。
まずは唇が何もできていない状態から、練習をするうちに唇が育っていくことによって、できるようになることがあります。
テクニックを上達させたいなら、まずは下記の3つを練習してみてください。
①リップスラー:音域を広げる練習
②タンギング:音を区切る練習
③ロングトーン:音を伸ばす練習
1日の練習量を少しでも増やしてあげるだけでも、唇の振動が上達します。
✔️③慣れる
練習をしていくうちに慣れると、曲を吹くのが自然と楽になっていきます。
たとえばですが、学校や会社までの長距離を自転車で通い始めたとしたら、最初はつらいと感じるかもしれません。
でも、慣れていくうちに楽になっていくはずです。
トランペットの練習でも同じことで、練習をしていくうちに曲が吹けるようになっていきます。
トランペットに慣れて余裕ができてくることで、見える景色も変わるので、ぜひ楽しみながらチャレンジしてみてください。
【トランペットの練習】吹きすぎる必要はない!
たとえば、毎日何時間も練習していて「もう無理だ…」という限界レベルまで練習する必要はありません。
唇は消耗していくので、やりすぎるのもよくないです…
今はまだ余裕がある、という人は、今可能なめいっぱいの時間を使って練習してみてください。
トランペットが上手な人とは?
トランペットが上手な人、というとどんなイメージがあるでしょうか?
たとえば、下記のようなテクニックが上手な人を想像することが多いと思います。
①高い音が出る
②速いフレーズが吹ける
③細かい動きができる
上記のようなテクニックができているうえで、キレイな音が出せるトランペッターはかっこいいですよね。
テクニックを磨くためには、練習量を増やしつつ要点をおさえて学ぶのが一番です。
よくご質問をいただくテクニックについては、下記の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】トランペット初心者は練習量を増やして上達しよう!
「トランペットが上手くなりたい!」という初心者さんは、練習量を増やしたうえで具体的なテクニックを学ぶと、効率的に上達するはずです。
いま毎日5分や10分だけ練習をしている人は、もう5分、10分練習してみてください。
何十時間も練習する、という極端な練習は逆に良くないですが、少しでも長く練習できた方が良いですね。
▼まとめ
・唇の形からマスターしよう
・まず練習量を増やすことが大切
・練習量を増やしつつ効率の良い練習をしよう
・正しい方向で練習できているか確認が重要
・曲を吹きながら練習の方向性を定めよう
唇の正しい振動をマスターしたら練習量を増やすのが、上手くなりたい人にとって最速の上達法です!
✔️ニイヤマッスルが直接レッスンします!
ぼく「ニイヤマッスル」とのマンツーマンレッスンをご希望のかたは、群馬県のトランペット教室「新山トランペットレッスン」にてお待ちしております!
正しい練習方法がわからないかた、唇の振動が正しくできているか不安なかたは、ニイヤマッスルが直接ご指導させていただきます♪
オンラインレッスンもおこなっておりますので、群馬県までお越しいただくのが難しいというかたも、お気軽にご相談ください♪
「まずは独学してみたい」という人は、ぼくのYouTubeチャンネルもぜひチェックしてみてください!
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【YouTube】新山トランペットLabo_ratory
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