【総まとめ】トランペット初心者向けの豆知識・テクニック

2023.06.09

トランペット教室(新山トランペットレッスン)を運営しております「ニイヤマッスル」こと新山泰規です!

トランペットを学びたい皆さん、ブログまでお越しいただき、ありがとうございます。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

今回は、トランペット初心者さんに向けて、トランペットの豆知識をご紹介します!

トランペットの先生をしていると、生徒のみなさんから多くのご質問をいただきます。

そこでこの記事では、よく質問される内容をまとめてご紹介します!

今ちょうど疑問に思っているあのトピックも見つかるかも!?

▼トランペット練習時の豆知識
・トランペットは独学できる?
・バテないトランペットの吹き方
・練習で左腕が痛くならない方法
・正しいプレスのやり方
・アンブシュアの作り方

などなど…

豆知識と言っても、かなり重要な情報やよくある質問をピックアップしています。

 

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

練習をしているうちに、きっとつまずくポイントばかりです!

「これってどうなんだろう?」と思ったものがあったら、ぜひ確認してみてくださいね。

 

【トランペット初心者向け】トランペットは独学できる?

トランペットの独学をすることは、可能です

最近では、トランペットを独学するための教材も多く出ていますよね。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

ぼく自身もYouTubeチャンネル(新山トランペットLabo_ratory)で、トランペットの知識を共有させていただております。

でも正直、最初だけでもトランペット教室に行って先生にみてもらった方が、あとで後悔しないと思います。

独学をする流れを具体的にお伝えすると、下記の通りになります。

①くちびるだけで音が鳴らせるようにする
②トランペットで音を出す練習をする
③楽曲を練習し始める

独学をする場合、多くの人が突然トランペットを構え、見よう見まねで演奏しようとしてしまいます。

でも、それは結構危険です。

 

そもそもトランペットとは、唇(くちびる)をふるわせて音を鳴らす楽器であることはご存知でしょうか?

つまり、くちびる自体を楽器にすることが、音を鳴らすための大前提になります。

 

そこでトランペット奏者たちは、くちびるだけで音を鳴らせるようになってから、トランペットに息を吹き込んで音を拡張させるというのが仕組みです!

独学に限らずトランペットを練習するときにはまず、くちびるだけで音が出せるようにしていきます。

詳しくは、下記の記事でご紹介させていただいております!

【あわせて読みたい】トランペットは独学できる?初心者におすすめの上達方法をプロが解説

【トランペット初心者向け】吹き方の基礎を解説

トランペットの基礎中の基礎である、吹き方をご紹介します。

金管楽器であるトランペットは、唇(くちびる)を振動させることで音を出します。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

つまり、トランペットのピストンを押すと自動的に音が鳴るわけではなく、唇で作った音をトランペットで拡大するようなイメージです。

ピアノは鍵盤を押せば決まった音が鳴りますが、トランペットの場合は唇をうまく振動させられないと、そもそも音を出せません

トランペットを吹くときの流れは、下記の通りです!

①唇の形を作る
②息を吹いて唇を振動させる
③マウスピースにくちびるをあてる

まずは唇だけで音を出す練習をしてから、マウスピースにくちびるをあてます。

唇が振動して鳴る音を、マウスピースに向かって息を吹くことでまとめてあげるようなイメージですね!

▼唇の作り方
・穴を狭くする
・少し横に引く

唇で作る穴が大きいと、唇がうまく振動しないため音が出ません。

あまり力を入れすぎず自然な感覚をもちながら、穴を狭くしてみてください。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

唇の形を調節しつつ、ふ〜!ふ〜!と息を吹き出すことで、スッと音が出る部分を見つけられたら◎!

【あわせて読みたい】初心者必見|トランペットの吹き方を解説!唇の作り方・息の出し方

【トランペット初心者向け】バテないトランペットの吹き方

トランペットを吹いていると、バテてしまう…というのは自然なことです!

でも、疲れてしまうタイプによっては、改善する余地があるかもしれません…。

①練習をし続けると疲れる
②長いフレーズを吹けない

もし「①練習をし続けると疲れる」という場合なら、特に問題はありません!

でももし、「②長いフレーズを吹けない」という場合には…吹き方や構え方を改善すると、一気に解決するかもしれません。

 

たとえば、唇を必要以上にプレスしている場合や、トランペットの構え方が自分にあっていないという場合には、本来よりも疲れやすくなっている可能性が高いです。

改善方法は、下記の記事で詳しくご紹介しています!

【あわせて読みたい】トランペットを吹くとバテる!どうすれば良い?バテないための練習方法

 

【トランペット初心者向け】左腕が痛くならない練習方法

トランペットを演奏していると、「左腕が痛くなってしまう」というご相談を多くいただきます。

他にも、肩や首などが痛くなってしまって集中できない、なんてことも珍しくないようです。

どのように体が痛くなってしまっている場合にも原因は、「力を入れすぎている」ことです!

 

では、左腕が痛くならない持ち方としておすすめの方法はというと、力を抜くことです。

左腕と右腕がトランペットを支える比重は、左手の方が重さを支えている感じを、ぼく自身は感じています。

力をうまく抜く方法については、下記の記事で詳しくご紹介しています!

【あわせて読みたい】トランペット|練習すると左腕が痛い…疲れないためにできることとは?

 

【トランペット初心者向け】正しいプレスのやり方

トランペットを吹くとき、どれくらいプレスをすれば良いのかという質問は初心者さんが抱きやすいと思います。

特に高い音を出すときには強めにプレスをしてしまい、口が痛くなってしまったり、唇(くちびる)が切れてしまう人もいるとのことで…

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

本当であれば、できるだけプレスはしないほうが良いです!

高い音を出すときは唇(くちびる)が少し細くなりますが、強くプレスをすることによってくちびるを細くするというのはNGです…!

もしハードプレスをしてしまっているなら、なおしていくことで口まわりへの負担が減るだけでなく、高い音やキレイな音が出やすくなります

「うまくプレスできてないかも…?」と思ったかたは、下記の記事もあわせてご活用ください♪

【あわせて読みたい】トランペット|正しいプレスのやり方をプロが解説!

 

【トランペット初心者向け】アンブシュアの正しい作り方

トランペットを吹くときの唇(くちびる)や、口周りの使い方である「アンブシュア」は、初心者さんがまず確立しないといけない難題です。

厳密に言うとアンブシュアの正しい作り方は人それぞれ違いますが、基本的な作り方はほとんどの人が同じです。

具体的にお伝えすると、下記の通り!

▼アンブシュアを作るステップ
①縦方向と横方向どちらも10の力を入れる
②少しずつ両方向の力を弱くして調整する
③ベストな力加減を見つけてみる

口の縦と横に思いっきり力を入れてから、少しずつゆるめてベストな位置へと調整していきます。

できるだけ力が入っていない状態で吹けるのが理想的です。

「アンブシュアの理想的な状態って何…?」という方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね!

【あわせて読みたい】アンブシュアとは?正しい作り方を初心者にもわかるよう解説

【トランペット初心者向け】リップスラーの正しい練習方法

「もっといろんな曲を吹けるようになりたい!」と思ったときには、音域を広げる必要がありますね。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

音域を広げるためには、「リップスラー」の練習がおすすめです!

リップスラーをマスターすると、唇(くちびる)だけで音を自由自在に操れるようになります。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

もし音域が広がらなくて悩んでいるなら、リップスラーの練習が足りていないせいかも…!?

リップスラーの練習をするときには、高い音から低い音を出すことをおすすめします。

高い音から低い音まで音を連続して吹いていくのですが、同じ唇の形のまま音を変えてください。

音の高さによって唇の形を変えているなら…正しくリップスラーの練習をする必要があります

リップスラーをマスターすれば、今よりずっと楽に吹けるようになるなるはずですよ♪

【あわせて読みたい】トランペット|リップスラーとは?正しい練習の方法を基礎から解説!

【トランペット初心者向け】マウスピースだけで練習する方法

トランペット マウスピースで練習する方法

トランペットを吹くと大きな音が出てしまうので、「家では練習ができない…」という生徒さんもいらっしゃいます。

近隣迷惑になるわけにはいきませんが、「それでもトランペットを練習したい…!」というときには、マウスピースだけで練習してもOKです!

マウスピースを口に当てて、吹き方や音の出し方を練習することができます。

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

ただし正直にお伝えすると、練習としてはあまり効率はよくありません。

トランペットは、くるくると巻かれた状態の長い管に息を吹き入れて、音を効率的に大きくする楽器です。

マウスピースだけに息を吹き入れるときよりも、長い管に息を吹き入れるときの方が抵抗感が強く、音を出す感覚が違います

できればトランペット本体をつけて音出しができた方が、練習としては効率的です。

とはいえ、自宅で練習をまったくしないときと比べれば、マウスピースを使って練習しておいた方が、断然良いです

▼マウスピースを使う練習方法
①マウスピースをあたためる
②空気を入れる
③力を抜いて音を長く鳴らす
④出した音を基準に音を下げていく
⑤2つの音を交互に吹いていく
⑥高い音から低い音に下げる練習を繰り返す

マウスピースを使っての練習は基本的に、唇だけで音を作る練習をする、というイメージです。

マウスピースだけで練習する方法は、下記の記事で詳しくご紹介しました!

【あわせて読みたい】トランペット|初心者も自宅でできる!マウスピースだけで練習する方法

【トランペット初心者向け】ハイトーンの上手な出し方

トランペットを吹いていると、いずれ憧れを抱く「ハイトーン」!

高い音をさらっと吹けるたらかっこいいですし、吹ける曲の幅も広がって楽しくなるものです♪

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

そこで、「どう思いっきり息を吹いても、上手に高音が出せない…」と悩んでしまう生徒さんは多いです。

うまく高音が出せない理由はおそらく、唇を正しく作れていないから

ハイトーンを出すための方法をトランペットの先生に聞いたら、人それぞれ違うことを教えてくれるかもしれません。

でも、高音が出せる条件としては実は同じで、正しく唇を作れていなければ高音は出ません!

高音を出す練習方法は、下記の通り!

①自分の最高音を出して知る
②高音を出す練習を重ねていく

ちなみに「自分の最高音」とは、無理をして出す音ではありません!

・小さくてきれいに出せる
・長く出し続けられる

上記の条件を両方クリアしながら、余裕を持って出せる音がいまの「最高音」です!

トランペットではどの音も、余裕を持って出せることが、演奏を続けていく上でとても重要です。

詳しくは下記の記事でご紹介しているので、あわせてご確認ください♪

【あわせて読みたい】トランペットで高音域を出す方法とは?ハイトーンの練習方法・コツを解説

【総まとめ】トランペット初心者さんは豆知識もおさえよう!

今回はトランペットの初心者さんに向けて、豆知識をご紹介しました。

このサイトでは今後も、トランペットに関する記事を更新していく予定です!

たまに戻ってきていただければ、最新記事をお楽しみいただけると思います♪

さらに、トランペットの初心者さんに向けて、練習方法をステップ順にまとめた記事もご用意しています!

【完全版】トランペット初心者向け!始め方・練習方法を徹底解説!

独学でトランペットを学びたいというかたも、上記にある記事の流れでコツコツ練習していただければ、上達していくはずです♪

 

✔️ニイヤマッスルが直接トランペット指導をします!

ぼく「ニイヤマッスル」は、群馬県にあるトランペット教室「新山トランペットレッスン」にて、個人レッスンをおこなっております!

ニイヤマッスル
ニイヤマッスル

ありがたいことに、群馬県や遠方から、多くの生徒さんがレッスンを楽しみにきてくださっています!

さらに、「群馬県は遠い!」という方に向けて、Skypeでのオンラインレッスンもおこなっております!

初心者さんもゼロから指導させていただきますので、トランペットの上達を目指している方はお気軽にレッスンをご予約ください♪

>>「新山トランペットレッスン」の詳細はこちら

 

トランペットの上達を目指す方に向けてYouTubeチャンネル「新山トランペットLabo_ratory」も運営しております!

実演をしながらできるだけわかりやすいように解説をしているので、寝る前や休み時間などにでもぜひ、お楽しみください♪

【YouTube】新山トランペットLabo_ratory

schedule_line 対面レッスン 申し込み camcorder_line オンラインレッスン 申し込み